先日、事故や違反は重なると書いた時、
そう言えばそういった話題が出ると、寄ってくるって事もあるな・・・、
と思出しました。
まあ、迷信みたいなものだから、気にしないようにしていたのですが、
やっぱり・・というか・・・・・・・。
今日は、朝から気持ちよく、バイクに乗ってやろうと、
気分も高揚していたのでしょう。
走り慣れたコースをステップ擦りながら曲がっていたら、
前のトラックがいきなり車線変更。
そしてその前には道を塞ぐ形で、パイロンが立てられ警備員が旗を振っている。
距離にして10mもなし、止まれるスピードと体勢でなし、
横の車線は車間が無い程詰まった自動車の山。
でも、考える先にフルブレーキをかけていました。
派手なスキール音の中、旗振り兄ちゃんの顔に恐怖の色が浮かび、後輪が跳ねながら
前へ出てくる中、パイロンと自動車の隙間を探しながら思う事は、
「お願いだから、寄ってこないでそこの車。 その隙間に入れさせて!」
プラ製のパイロンを後輪で跳ね飛ばしながら、
どうにかクリアしてその場は収まりましたが、これだけではありませんでした。
小さな道から太い道へ出ようとしたとき、私のバイクを見て止まる車が1台。
「行かせてくれようとしているのかな? 」
と思って見ているとウインカーを出します。
「ああ、左折したかったのか・・」
自分の止まっている場所がその車の進行を邪魔しているので、道を空けるべく
スッと発進しました。
左折する時、右を見たまま発進しようとしても、発進の瞬間は進行方向を見るもの。
私も無意識に前(左ですね)を見た時、
そこへウインカーをつけたまま突然直進し、道を塞いだその車。
フルボトムしたフォークの揺り返しで、
倒れそうになりながら、どうにか止めた私の頭の中で、ブチッと音がした時、
その車の中のドライバーは、大笑いしていました。
ドライバーは、いわゆるオバチャンで、
「ああ、曲がるとこ間違えちゃったワ〜」的な笑い方。
全然悪びれてもいないのです。
「おばちゃんには勝てん」
と、もう戦意喪失、全身脱力、勝手にしやがれ状態で、
ただただ事故らないで済んだ幸運を喜びました。
思えば、2ヶ月会社を休むはめになった事故の時も、
行く道を塞いだのはオバチャンでした。
2度あったから、3度目もあるかもしれない。
でもそれは嫌なので、今日はゆっくり帰る事にします。
ああ、くわばら、くわばら・・・・・。
by H
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