今日は後輩の話。
ZZ-Rに乗っている彼は、平塚から横浜まで毎日通勤にバイクを使っています。
もう34才だから、なかなかの筋金入り。
その彼が、ここのところ事故に逢う。
左折巻き込み、ハイサイド、その他諸々。
フレームもエンジンもカウルもマフラーもどんどん変わっていくわけです。
通勤路は1国がメインなので、影取から辻堂までのあの気持ちのよいコースだけは
とんでもないスピードを出してしまうものの、それ以外の町中は2000rpmキープの
燃費走行だそうで、1100ccでリッター14kmはいくというから
そうなのかもしれません。
(私なんざ、リッター10km以上走る事はめったにありません)
ぞっとしたのは、彼の言葉。
「信号で止まった時、横にV-MAXが止まったんですよ。
嬉しくてポンポンポンと3速まで全開したところで、
左側から遅い観光バスが合流してきたんです。
それで、張り合うの止めてスピードを落としたんですが、
そこが丁度上り坂になっていて、前が見えなかったんですよ。
まあ、もう一気にヤル気が失せたんでそのままその頂上を越えて
下りに入った途端、渋滞の山。
あそこで、観光バスが合流してこなかったら、死んでたかもしれないっすよ。」
あるんですよね、そういうこと。
いつもと違う精神状態で開けると、コーナー曲がったら道が塞がっていたとか・・。
で、思い出したのは、
事故や違反というものは、何故か重なってくるものだなあ・・と。
2ヶ月おきに細かい接触事故があり、最後に骨を折る事故を起こしたっけ・・と。
首都高で制限速度倍からフルブレーキかけて、
壁にぶつけて止めた事あったな、と。
止まった後で、後ろからタイヤスモークが追っかけてきて、
目の前が見えなくなっていかにパニックブレーキだったか、思い知った事が・・・、
あったな、と。
何故だかわかりませんが、呼ぶんですね、事故や違反は・・。
これは多分、精神的にそうなるべくしてなる状態なのでは、と思うのです。
最近は、マイペースで走る事を心がけているので、無駄な争いは無視していますが、
調子にのってそういった事、しないとも限らない。
で、自分の中の好戦的な感情と、それによって引き起こされた失敗の数々を思い出し、
ゾっとしたのです。
私は、経験的に、そういう事が起きた時は、努めて気をつけるようにしています。
違反が重なれば、いらぬ追いかけっこがあったり、免許が消えてしまったり、
事故が重なったら、いつまでも残る後遺症に苦しんだりや生命すら無くしちゃうかも
しれませんからね。
皆さんはいかがですか?
by H
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