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最近、留守電の調子が悪く（壁掛けタイプで、何度か落下）もっぱら着信を携帯に
お願いしているのですが、変な電話もかかってきます。
「奥さん知ってる？」
男が無理矢理高い声だして、問答無用でしゃべりかけてきます。
呆れて聞いているとずうっとそれを繰り返しています。
仕方がないので、
「もしもし？」
と言ったら、
「誰やおまえは？」
と一言。
そして切れました。
次の瞬間、またかかってくるので、
今度は先に
「もしもし？」
と言ったらなんと、
チ〜ン・・・南無阿弥陀仏・・・・
お経のテープが流れてくるのです。
リダイアルしてすぐかかるくらいの、タイムラグですから、
用意周到準備万端いざイタ電って感じで、かけているのでしょう。
そう言えば、番号通知はこちらが悪意をもって電話をしない限り、
相手にとって迷惑な事はないと思いますが、
番号非通知でかけてくる人も結構いますね。
確かに自宅の電話番号までは、番号通知にしようとは思わないのですが、
メモなどしにくい携帯にとっては、番号通知は便利なもの。
それでも、非通知にしなくてはならない状況が存在しているのが、
今の日本の現状なのでしょうか。
（失礼な売り込み電話セールスは、結構非通知電話だったりします）
ナンバー折って飛ばすのに、似てる？かな。
まあ、名乗ってからイタズラする人はいないから、仕方ないですか。
しかし、携帯にイタ電とは、本当に寂しい人なんでしょうね。
相手も確かめずに、変な声出すなよ！ 気持ち悪いだろ！
でも、何だかイタ電している寂しい男の姿想像すると、
主役になれないと思いこんでいる人達の事、考えてしまいます。
最近の若者の特徴に、
言われた事だけやればよい、
無理して新しい事やらなくてもいい、
言われない事はやらなくていいし、考えたくも無い、
という風潮を感じます。
与えられたカリキュラムを完璧にこなしておけば、
世間的に良いとされるグレードが与えられ、
良いグレードであれば良い仕事（多いペイか？）が回ってきて、
贅沢できるクラスになれると思っている、と。
（学校時代がそうだから・・ですかね？）
絶対、土地の値段を下げない事で、日本の社会は成り立ってきたのですから、
そんな時代はそれでもそこそこいけたのでしょう。
でも、今は違います。
増え続けたパイは内側から腐って、食べられる部分が少なくなってしまった。
それでも、口を減らすわけにはいかないから、食べる量を減らす。
そんな形で、給与削減がなされてしまうのです。
さらに、
食えるアイデアが出なければ会社自体が傾くから、
今までにないアイデアが出せないやつは、
たとえどんなに学校時代の成績がよくても、
会社から見れば能なしの高給取り（学歴が高いだけに）。
バカの大食い養える程体力が無い会社は、
リストラという名の首切りに・・・。
そうやって、順風満帆の生活を送ってきた人が、ある日いきなり無能者として
切り捨てられる。
恐い世の中ですね。
もともと、自分の道は自分で決める事を当たり前と考える人達は、
こういう時代には強いもの。
バイクに乗っていて良かったと思う事は、そんな事を考える時です。
by H
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