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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 

梅雨入り

濡れた道を走る時、いつもより自分が上手くなったような気がしませんか?

気がついたら2輪ドリフト状態で走っていたり、斜めになってやっと止まったり。

いつも晴れているばかりの人生じゃないから、雨の日を楽しむ事、
必要なのかもしれません。
経験によって培われた技術が、低次元で発揮されるから、
面白いと思うのかも知れませんが。

車を楽しむ時、コーナーで40km/hも出せば、ズルズル滑るような低次元の足が、
実はとても楽しかったりもします。
昭和40年代製造の自動車は、そんなレベルのものばかりですが、
どうしてどうして操るって事だけで考えると、
絶対的に遅いスピードで、
かなり高度なテクニックを発揮せざるを得ない事に陥り、
ゲラゲラ笑いながら走っていけたりするのです。

その頃の車は、
サーボの付いてないようなディスクブレーキ(力一杯踏まないと効かない)
がついていたり、話ができない程うるさかったり、
第一鉄板が薄くてひたすら軽かったりと、
今から考えればとんでもないしろもの。

そう言えば、CB750K0だって、なんだか傾いて走っていたような気がするし・・・。

機械がだめな部分は人間が補う事=テクニックのような常識があって、
交通社会は必死故の自分勝手に彩られていたような・・・。
(下手な運転していると、あおられて、止められて、殴られた。)

最近のバイクに乗ると、ほんの少しタイヤが回っていれば、
もうピタッと立ってしまうような乗りやすさ。

これで、簡単に危険な速度まで、素人がいけてしまう事は・・・、
時代なんですかね?

まあ、早さって感覚自体が、とても主観的なものですから、
古いバイクや自動車のほうが、ゆっくり走れて良いのかもしれません。

雨の日に走る事は嫌いではないのですが、濡れた状態で出社するわけにもいかず、
やっぱり通勤には使えません。

だから、梅雨は、キライです。
                     by H

 
 
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