久しぶりに完徹をしました。
ちょっと前までは当たり前にしていた事なのに、
なんとも言えない気怠さが体を支配し、どんよりとしています。
夜寝ない事は、ある程度慣れの問題になるのですが、
それが当たり前と体が思うと、普通にできてしまうもの。
事実、週2〜3日の完徹は当たり前にこなしていました。
徹夜しなくても明け方までかかる仕事が続き、万年睡眠不足状態。
朝5時まで仕事して5時半から9時半まで寝る。
それでまた10時には仕事。
締め切りがある仕事場にスタッフが少ないと、こうなります。
慣れとは恐ろしいもので、4時間寝ればどうにか動けるようになり、
眠気もある決まった時間帯だけ我慢をすれば、感じる事もなくなるのです。
(夕方5〜7時ごろと夜中12時〜1時ごろ、そして明け方5時〜7時ごろがその時間)
まあそれも、デスクワークだから可能なんで、肉体労働ではこうはいきません。
眠気をとばす物を色々試した事もありました。
コーヒーやお茶に始まり、カフェイン系の薬、栄養剤等々・・・。
少し効くと感じたものは、カフェイン系の薬+朝鮮人参入り栄養剤の併せ技か、
男性ホルモン剤。
でも、薬物で無理矢理眠気を飛ばすと、頭も飛んでしまって何も考えられない
ボーっとした状態になってしまいます。
で、仕事には向きません。
(運転にもあまり薦められません。判断力低下のもとですから。)
徹夜で走り続け、朝を迎える瞬間の美しさに魅入られてから、
そんな走り方をたまにするのですが、
その時はあまり眠くならないのは、バイクに乗っているからでしょうか。
(もっとも一度バイクを下りると、いきなりその分の眠気が襲ってくるので、後が辛い)
早朝(最近は4時半ぐらいにはもう明るい)一走りは、
軽い眠気と色づき出す風景の両方が楽しめるので、
3時頃起きて走り出す事を衝動的にやってしまいます。
(そう言えば、KENTAUROSのサマーパーティーもそんな時間帯に走っていました)
ただ年をとると、このどんよりとした体が復活するのに、
かなり時間がかかるようになってきます。
で、無理をしない(できない)ようになり、
余裕をもったプランを考える事となるのでしょう。
だから、はしゃぎたかったり、無理したかったりしても、
体(というより感覚)がついてこないから、
世間では「落ち着きがでてきた」などと言われるようになるんです。
でも、考え方とか気持ちとかは10代の頃からあまり変化はなく、
体だけがついてこなくなくなるのですから、
生き抜いた時間の長さだけ積まれた経験と、
年をとる事で変化する外観で生まれるオヤジらしさを盾にして、
世間を渡っていくのでしょう。
バイクっていいですよ。
絶対的能力は年齢に左右されないし、ヘルメットを被ってしまえば顔も見えない。
年代的身体特徴は隠せなくても、ちょっと見では解らないから、
検問では懐かしくも若者が受けるような無礼な職質にあったりもして・・・。
ひょっとしたらタイムマシンですね、バイクって。
by H
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