昨今のワインブームで、良いワインが安くなったような気がしますが、
実は、日本紹介されていなかった良質で安価なワインが一気に入っただけの事。
でも、1本5000円以下のワインは飲むに値しなかった時代に、
はまってしまっていた私は、有り難く思う事しきりです。
ところが、お高く(プライドも価格も)とまっていたフランスワインが、
一気に低価格で出たあおりを食って、良質(甘いけど)で安価なドイツワイン
が激減(昔はこっちしか買えず、結果的にそっちに流れる)し、寂しいかぎり。
で、諦めて飲んでみると、確かに赤ワインは昔に比べてコストパフォーマンスは
良くなっているけど、やっぱり質に比べて高い酒じゃないか、と思うような物ばかり。
ワインは葡萄の作り出すエキスに慣れないうちは、いつまでも酔っぱらっているあの
独特の息の長さに恐れをなす人が多いのですが、慣れてしまうと今度は酔わなくなり
1本のんでも平気となってしまうもの(水代わりに飲まれているものですから)。
そんな飲み物に1本2000円なんて出していたら破産してしまいます。
(水より安いものだってあるんですから)
で、最近はまっているのが、モルトウィスキー。
フラスコに入れて、峠でちびっとなめるっていうの、結構いいですよ。
(グビッといったらいけませんが)
酒の類は、混ぜ物が少ないほど悪酔いせず、美味しく、そして高いという事になって
います。
そういった意味では、ワインもモルトも純米酒も似たようなもの。
(悪酔いしない酒は、大体醸造されたものの率が高い)
モルトも樽出だったら物によっては70%近いアルコール分を持っていたりしますが、
加水(仕込み水ですが)され40or43%に調整されたものならストレートでも
優しくいけます。
(病気になると樽出をストレートでいくようになりますが、美味しいんだからしかたない)
初めての酒は最初にのんだものでイメージがつく事が多いので、最初は良いものを
選ぶに限ります。
で、試してみようと思う方、どんなものでも熟成年数が18年程度あるものがおすすめです。
最初に安いからといって10年〜12年程度の熟成のものを飲むと、酒の若さがもろに出て
いて、「だから?」って感じになってしまいます。
バイクもそうですが、良いものを知っているのと(実際に試したという意味で)知らない
のでは、それからの感じ方に大きな差が出るものです。
良いものは、はまった人にレクチャーしていただくのが、
その楽しみ方も含めて勉強になるもの。
皆さんのはまっているものは何ですか?
よろしかったら、ご教授ください。
by H
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