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Malt Crazy
道楽もほどほどに
日記的雑感
 
 
 

自分の仕事に夢を持つのは何歳ぐらいだろう・・・

最初、全てが新鮮で、全てがわからないまま始まる仕事生活。
やがて仕事に慣れ、面白みを見つけ、要領良く動けるようになる。


やがて下っ端だった立場が変わり、現場監督的立場に至る頃、
仕事の面白さや現在状況の問題点がわかりだし、
生き甲斐にも似た「夢」という理想論を、自分の中に持つようになる。


一つの職種に長くいればいるほど、その傾向は強くなるようだ。

理想や夢は現実を追い越した所に存在する。
感情と現実のギャップに打ちのめされる事は、
そういう意味で必然なのだろう。

そしてそれは「夢の実現への力」となる。



美味しいカクテルを出す、真面目な店をやりたい。
自分の理想に限りなく近いやり方。
それを実現する方法を探って、一つの形ができあがる。

Bar LA STRADA 

長いカウンターをメインにしたバー。
バーテンダーとして立つ彼等のスタイルは、黒のスーツで統一される。
オーセンティックなバーを選んだのは、
彼等の歩んできた道からはじき出された理想の形なのだろう。

今時の若者らしからぬチョイスだとも思えるが、
迷ったら「王道」という考え方は、ある意味真理ではある。



安く、美味しいカクテルを出すために酒の仕入れを工夫し、
ジュースはフルーツをその場で絞る方法を選ぶ。
店内は手作り。
メニューも、然り。
そしてサービスも・・・

午後1時オープンの店に黒服が立つ。
一種独特の雰囲気があり、近寄りがたくも見える。
しかし、コーヒーはサイホン落としで出るし、
客が少ない分落ち着けるのが気に入った。

フードはパスタ(トマトソース系)が秀逸で、バス生が飲めるとあれば、
常連に名を連ねるのに時間はいらない。
カウンターに山形のマークが並ぶ事も、珍しくなくなった。



バーは、隠れ家的な部分が必要だ。
知り合いに会わない事も、実は大切だったりする。

大事な話をしたい時、邪魔が入らない事を求めると、
私の場合はこんな空間が欲しくなる。

明る過ぎても、うるさ過ぎても良くない。
心がざわついては、伝える力を削ぐだけだ。


夢の形の中で、
夢の話を語る。

実現に必要な力は、
実現を望む心だけ。

何だかそんな気分に浸れるのは、
この店バーテンダーの、
笑顔の力かも知れない。



                    Bar LA STRADA
                       営業時間:15時〜25時  現在のところ無休
                
                              Text and Photo by H.Wakao

 
 
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