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一日あたりの電気代30万円（ビル一棟あたり）と言われる全館点灯を、
今年のクリスマスもやっていた。
みなとみらい地区の殆どのビルがやっていたから、
実に煌びやかで美しかった。
何棟のビルが参加していたかわからないが、
全部で幾ら電気代かかったのだろう・・・。
イブとクリスマス当日の２日間だけの実施は、
電気代がバカにならなかったから、なのだろうか。
新港地区からみなとみらいまでを見たくて、
イブの日に元町から横浜駅東口辺りまで歩いた。
その日は珍しく暖かくて散歩自体は、すこぶる快適だった。
山下公園では氷川丸が恒例のイルミネーションでツリーを演出し、
ベンチではカップルが寄り添う。
去年と違うのは、何処でも「1999」という文字を
イルミネーションに加えている事だろうか。
西暦がたまたまキリが良いだけの事なのに、
世の中は「世紀末」だ「ミレニアム」だと喧しい。
確かにＹ2Ｋ問題があって嫌でも特別な新年を迎えるような気がするが、
不景気を何かのきっかけで吹き飛ばしたい！ってところが、
今の騒ぎの心理的要因なのだろう。
23日が祝日になってからは、プレゼントを買う人達は
もっぱらその日が外出日となってしまったようで、
イブもクリスマスも意外にすいていた。
（FKENの忘年会は、一番込んでいる23日にあり、
横浜はグチャグチャに混んでいた。）
綺麗なライトアップやクリスマスデコレーションで、
街はドラマティックに見える。
そんな時には愛を語ったり確認したりするのに、
ちょっとした演出にもなってくれる。
でも、なんだか嘘臭く感じてしまうのは、
私が年齢を重ねてすれてしまったからだろうか。
いつもクリスマスは仕事で、
世間様の浮かれ具合を眺めすぎたのかも知れない（笑）
イブの夜、ショップに顔を出してみた。
KENTAUROSのクリスマスは、これといったデコレーションもなく、
いつもと変わらぬ空気が流れていた。
モーターサイクルクラブが神頼みになってしまったら、
それは恐ろしい事になってしまうだろうが（爆）
 Text and Photo by H |
