夜遅く、街を走る。
寒くなると、走りたくてどうしようもないライダーだけになるから、
道が走りやすくなる。
こんな時間に走る奴はいないと思っても、
好きなライダーがいたりするから、
寒空のナイトランは中毒性のあるものなのかも知れない。
走っている時は、あまり色が見えない。
写真に撮ってみて、気がつく色もあったりする。
シールドが少し息で曇り、綺麗な光のコントラストを楽しんでいるから、
意識しないだけかも知れないが。
しばし、夜の巷を徘徊し、
晩秋から初冬の空気を楽しんでいる。
Text and Photo by
H
|